英国で非喫煙者の肺がんが増加しているそうで、原因は大気汚染だと昨日のニュースで報道されました。今回の研究で増加が確認されたのは、肺がんの中でも腺がんという種類のがんで、喫煙経験のない人の70%がこのタイプのがんです。まぁ驚く内容でもないですが、大気汚染は避けようがないだけつらいですね。排気ガスが認知症の原因になるという研究もあり、長い期間汚い空気を吸っていたら健康への影響があるに違いないと思います。
私は排気ガスのにおいに人一倍敏感なので、今どきもくもくと黒い煙を排出して走るディーゼルカーが隣を走り抜けるとストレスを感じてしまいます。都市中心部のほうが規制が厳しいので、古い車を維持したかった友人は罰金を避けるために郊外へ転居しましたが、それも身勝手な気がします。
ロンドンから東京に行くとやはり空気がマシなんです。大気汚染を何とかしなければ、といいつつもヒースロー空港の第3滑降路の建設を「経済発展のため」という名目でごり押し承認してしまった労働党に、一部から批判の声が挙がっています。確かに地球規模で見たら自動車よりも航空機のほうが排出二酸化炭素量は多いのですが、一般道を走る自動車ももっと厳しく規制してもらいたいです。人々が安心して呼吸できる環境を整えられる国こそが先進国だと思います。

昨年行ったギリシャのクレタ島やナポリはロンドンと比較にならないほど大気汚染がひどかったです。そもそも電気自動車の充電ポイントがほとんどないだけでなく、ハイブリッド車すらほとんど走っていませんでした。
空気清浄度は、主な都市では東京(27点)が「良い」、ロンドン(50)も一応「良い」とマシなほうです。ニューヨーク(58)や北京(69)が「普通」で、バングラデシュのダッカ(285)やデリー(304)は「非常に健康に悪い」「危険」なのだそうです。
ジョギングはウォーキングよりも大量に空気を吸い込むため、交通量の多い場所や工業地帯では避けたほうがいいそうです。私は早朝に走っていますが、7時にはすでに家の周りの道路は渋滞しています。ルートの選択肢も少なく、悩ましいところです。