久々の投資関連の記事です。投資自体はもちろん常にしてはいますが、春先の暴落時には手元キャッシュがなくてビットコイン以外は大して買えませんでした。一方、研究する時間がなくて売りもしなかったのでそれもまた今となっては良かったと思っています。
ロンドンの一番代表的な株価指数のFTSE100(フッツィーひゃくと読む)はアメリカのS&P500指数やダウ平均株価指数と比べると地味で知られていませんが、本日史上最高値を記録しました。9000ポイント目前まで来て感慨深いです。
FTSE100は、Financial Times Stock Exchangeの頭文字で、ロンドン証券取引所に上場する企業の時価総額トップ100社で構成された指数です。私は積極的に英国企業に投資をしておらず、年金基金の20%だけ英国ETFにしています。それでももちろん英国在住の投資家として、毎日市場をフォローはしています。
二十数年前、ちょうどアメリカの景気が陰りだし、日本もデフレというなかで先進国でイギリスだけが絶好調でした。当時FTSEは5000ポイントを超えるかという水準だったのを覚えています。
いい節目なので資産の棚卸をしてみたところ、年初につけた自己最高額を数か月ぶりに更新しました。約3年で資産が2倍になりました。3年間運用だけで増やしたわけではなく、給与所得と家賃収入もありましたが少額で、上昇分のほとんどは含み益です。物価も上昇しているので豊かになった感じはそれほどありません。

ビットコインもしばらく停滞していましたが、今日久しぶりに最高値を更新したようです。私のポートフォリオではアルトコインが足を引っ張っていて、プラスではあるもののリターンはイマイチです。タイミングを見てビットコインに変換しようと思います。
世界の他の市場で起こっているのと同じく、実体経済(景気)はいいとは思えません。地元のホームレスは確実に増えています。物価高で外食を控えたり、支出を抑えています。
私にとって投資は趣味で、ゲームのレベル上げの感覚です。資産が十分にあると勤労の意欲を保つのが難しく、健康のためと割り切って仕事をしています。欲しいモノがあればそれも働くモチベーションにつながる可能性がありますが、これも私にはハードルが高く…。買いたいものが見つかるか、週末にハイストリートの店をのぞいてみます。